滝はその美しさと、低体温によるトランス状態によって私たち日本人に古来から神様を魅せてきました。
本書は日本各地のパワースポットとして知られる滝をご紹介し、皆様の心を整えるための本です。
サウナの後の神社にも神様はいます。しかし、真のトトノイは実際に現地に赴き、滝に打たれる事で得られます。
そして『ありがとうございます』と生きとし生けるものへの感謝をつぶやく事で、あなたの全身に感動が訪れます。
さぁ、この言葉たちを唱えましょう。
『自分を好きでいられること』
『自分を許すこと』
『人を好きでいられること』
『人を許すこと』
『今を生きること』
『明日死ぬかも知れない』
『世界の形は自分で変える』
『お金に価値はない』
『お招きいただき、ありがとうございます』
『ただ導かれる』
『ただ導かれる』
滝は答えてくれます。動物たちと共に生き、種と命を尊ぶ道を示してくれます。
滝を前にあなたは宇宙と一体化し、すべては自分である事を悟るのです。
原不動滝
兵庫県にある原不動滝とは一体どんな滝なんでしょうか？滝までのアクセス方法や周辺のスポット、オススメグルメやオススメのお土産などを調べてみました。
原不動滝はどんな滝？
原不動滝（はらふどうたき）は兵庫県宍粟市波賀町原にある滝で、日本滝１００選に選ばれています。名瀑の宝庫と言われている氷ノ山後山那岐山国定公園を代表する名瀑で、１９６９年発行の国定公園シリーズの切手の図案に採用されました。揖保川の支流で、竹呂山を源流とする引原皮支流の八丈川流域にあり、落差８８ｍを３段に分かれて落下する男滝と男滝の最下段部の滝壺で合流する女滝が左脇にあります。滝見用の吊り橋「奥かえで橋」が掛かっていて、ここから滝を眺めることが出来ます。周囲は波賀不動滝公園となっていて、原不動滝森林公園の名前でひょうごの森百選に定められています。滝の周囲は原生林になっていて、モミの針葉樹やブナ、モミジなどの落葉樹が多く、秋には紅葉の名所にもなります。
原不動滝へのアクセス方法は？
JR姫路駅より神姫バス山崎行き終点下車、所要時間は１時間２０分。神姫バス原または戸倉行きに乗りかえ、原停留所で下車、所要時間は４０分、バス停より徒歩３０分。４月から１１月のト土日祝日は山崎より、神姫バス楓香荘行き、ここから徒歩１０分。車の場合は国道２９号「道の駅はが」より、北へ１００ｍの分岐を西に入り８００ｍ、駐車場（無料）ありで、駐車場から徒歩１０分です。滝までの道のりは舗装されていますが、急な坂道や階段などがあるので歩きやすい靴、動きやすい服装で行った方が良さそうです。
原不動滝周辺のオススメスポットは？
まずは原不動滝に向かう道中にある道の駅、「みなみ波賀」です。上記でも少し触れましたが、こちらはあの有名なそうめん、「揖保乃糸」で有名な道の駅で、この道の駅のすぐ裏側には名水とも呼び声の高い川が流れていて、自然を満喫出来る駅としても全国各地から観光客が集まります。青空市場もあり、山地で収穫した青果がたくさん並びます。自然薯や、アーモンドマーガリン、焼きたてパン、手作り味噌などがオススメです。
続いては、原不動滝のある原不動滝公園です。こちらは持ち込みでバーベキューができる広場があったり、名物のりんごソフトクリームを食べることが出来ます。原不動滝までの道のりは自然の散歩コースになっていて、かえで橋という橋では紅葉時に絶景が広がります。こちらでも小さな滝を見ることができ、とても癒やされる空間です。
続いてはバス停にもなっている楓香荘の中にある、志賀温泉「楓湯」です。こちらは天然ラジウム温泉でパノラマ望遠風呂になっていて、季節を感じながら入浴を楽しむことが出来ます。日帰り温泉としても利用できますし、食事や各種宴会、宿泊でも利用でき、特産品の売店もあるのでおみやげを買うことが出来ます。こちらの楓香荘は不動滝の入り口付近にあり、キャンプ場やコテージや、観光りんご園などもあり、サイクリングも楽しめます。
原不動滝周辺のオススメグルメは？
まずはオススメスポットでも紹介した道の駅波賀です。名物は「笹うどん」といって熊笹を麺に練り込んだもので、ヨモギににたさっぱりした風味が特徴のものがあります。他にも地元のリンゴを用いたジャムなどもあるのでお土産を買うこともできますね！めずらしい山菜や葉わさびなどもあるので是非チェックしてみてください！
続いては兵庫県ということで但馬牛がリーズナブルに楽しめるお店、但馬牛レストラントッポジージョです。こちらは契約農家が丹精込めて育てた純血の但馬牛のみを使用されています。地元だからこそ安くて美味しくをモットーとされていて、いくら食べてもしつこさを感じない脂質の良い肉を食べることが出来ます。お店はヨーロッパのカントリーハウスをイメージしたオシャレな空間でゆっくり食事を楽しめます。遠方からもリピーターが訪れるお店です。
続いては戸倉峠名物の滝流しそうめんです。こちらは少し山奥にあるお店で、夏にはひんやりとしていて涼をとるにはもってこいのスポットです。流しそうめんが奥から流れてくるというシステムはなかなか普段は味わうことが出来ないのではないでしょうか？
宍粟市のオススメのお土産は？
原不動滝のある宍粟市のオススメのお土産をいくつか紹介します。まずは宍粟産ブルーベリーと神戸産白ワインをブレンドしたブルーベリーワインです。こちらは甘みと酸味のバランスが絶妙なフルーツワインで、飲みやすいワインです。女性の方やワインが苦手という方にも楽し見やすくなっているそうです。
続いてはコシヒカリです。お米なんてどこでも買えると思うかもしれませんが、山間に位置する波賀町は空気が美味しく、清く澄んだ山水があり、昼夜の寒暖差が大きいため、とても美味しいお米が取れるそうです。波賀町産のコシヒカリは遠方からもわざわざ買いに来られる方がいるそうですよ。
続いては同じ自然がいっぱいという理由で自然薯です。波賀町特産の自然薯は兵庫県で一番の出荷を誇っていて、粘りが強く、味風味とも一流の美味しさだそうです。
双門の滝
日本の滝100選の中でも秘境中の秘境、訪れるのはとても危険な滝と言われている双門の滝。一体どんな滝なんでしょうか？滝までのアクセス方法や、ツアーの紹介、滝周辺のオススメスポットやオススメのグルメなどを調べてみました。
双門の滝はどんな滝？
双門の滝（そうもんのたき）は奈良県天川村にある滝で、日本の滝100選に選ばれています。上部は数段に分かれた段瀑で、下部は細い岩肌の隙間を縫うように一気に落ちています。落差は全体で７０ｍ、弥山の登山道から入り、弥山川に沿って行き、裏双門と呼ばれる岩尾根を登ります。登った先の高台は俗に双門の滝テラスと呼ばれていて、双門の滝を一望することが出来ます。基本的に滝の下まで行く一般ルートは無く、やや北にある観音峰山山頂から弥山方面をみるとかなり遠望ですが、滝の姿を見ることもできます。こちらの滝は日本の滝100選の中で最も到達困難で最難関の秘境中の秘境とされていて、死のリスクがあるとも言われる危険な滝です。なぜ危険と言われているのかは、アクセス方法で詳しく紹介したいと思います。この双門の滝は滝好きの中では最後の滝とも言うべき、特別な意味を持っている滝だそうで、危険な道のりの先で見られる双門の滝は言葉には言い表せないような感動を味わえるということです。
双門の滝へのアクセス方法は？
奈良県吉野郡天川村、国道309号沿い、御手洗渓谷の東で、大阪市内からは阪神高速14号松原線～阪和道～南阪奈道、天川村に入り、天川川合の交差点から309号を東に進みます。車以外のアクセスは無く、駐車場は現地の登山口付近のちょっとしたスペースに駐車する形になります。そこから約5時間程度の登山になりますが、初心者が1人で登ったりすることは大変危険です。経験者と一緒に登るか、自分自身が上級者と言われるくらいの登山経験者でない限りは大変危険です。遭難、滑落、死亡事故が起きています。
まず、登山口から一般登山道の上級者ルートである熊渡から弥山川のルートを進みます。白川八丁という広い河原の中を歩き、ガマの滝を越え、滑りやすくなっている細い橋やハシゴを幾つも登ったり渡ったり、垂直な岩場や濡れた岩場を登ったりして堀新道へと進みます。双門の滝の近くにある岩場を登るが最も危険で、帰りはこのルートを降りていくのはとても怖いですし、地元の役場も帰りは別のルートを通ることをオススメしているようです。登山中は常にアンテナを張って、登山道の印などを見落とさないようにしましょう。
双門の滝へ行くツアーはある？
双門の滝へ行くことが出来るツアーがありました。フィールドアドベンチャーハウスというところで、こちらのオーナーは年に5回以上弥山川双門コースを歩いているそうで、過去12年間、すべての参加者が滝まで到達できているということでした。参加してみようと思う方は是非問い合わせをしてみてください。小屋に宿泊したり、河原でテント泊するツアーなどもあるので経験者の方でも楽しんで参加できるのではないでしょうか？
双門の滝周辺のオススメスポットは？
まずは洞川温泉です。こちらは二十数件の旅館やお土産物店、お食事処が軒を連ねる温泉街です。歴史を感じるなつかしい雰囲気ただよう街で、一帯はカルスト地形でごろごろ水に代表されるミネラルを適度に含むおいしくて身体に良い水が湧いています。鮎や岩魚の季節には料理を楽しみに訪れる観光客も多いそうです。
続いてはこの洞川温泉を見下ろす高台の地底に広がっている面不動鍾乳洞です。こちらは関西最大クラスの規模を誇っていて、県の文化財にも指定されている名所です。ドーム状の洞内には天井から鍾乳石が様々なオブジェを形成し、美しくも神秘的な地下宮殿が広がっています。温泉の入り口からトロッコ乗り場があり、歩いても、トロッコに乗っても鍾乳洞まで行くことが出来ます。ライトアップされる鍾乳洞は一見の価値ありです！
双門の滝周辺のオススメグルメは？
まずは洞川で人気のお豆腐屋さん、名水とうふ山口屋です。こちらの豆腐は一つのサイズが大きく、しっかりとしていて大豆の味がする豆腐だそうで、観光客にもとても人気があります。醤油をかけなくても美味しく食べられるということだったので、訪れた際は是非そのまま豆腐の味を楽しんでみたいですね！
続いてはごろごろ茶屋です。こちらは名水100選にも選ばれているごろごろ水を使ったコーヒーが有名で、普段飲んでいるコーヒーとは違った味わいを楽しむことが出来ます。また、ごろごろ水を使ったわらび餅もオススメで、さすが美味しい水を使っているだけあって透き通って透明なわらび餅を食べることが出来ます。
続いては喜楽食堂きらく久兵衛です。こちらは座敷から川を眺めながら食事を楽しめるお店で、川では天然のあまごやニジマスが泳いでいるのが見られます。 料理は香ばしい鮎の塩焼きや名水を使った豆腐などが食べられます。もみじ定食という料理もオススメで、もみじというのは鹿のお肉のお刺身だそうです。値段もリーズナブルなので人気のお店です。
吹割の滝
群馬県に吹割の滝。一体どんな滝なんでしょうか？滝周辺の遊歩道や観光スポット、オススメグルメや開催されるイベントについて調べてみました。
吹割の滝はどんな滝？
吹割の滝（ふきわれのたき）は群馬県沼田市にある滝で、高さ７ｍ、幅３０ｍあります。奇岩が１．５ｋｍに渡って続く片品渓谷（吹割渓谷）に掛かっています。河床を割るように流れていて、そこから水しぶきが吹き上げる様子からこの名が名付けられたそうです。２０００年に放送された大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニングにも登場したことがあり、1936年に旧文部省から天然記念物および名勝に指定されています。この吹割の滝は９００万年前に起こった火山の噴火によって大規模な火砕流が固まり、溶結凝灰岩が片品川の流れによって浸食されて出来たV字谷にかかり、そこに向かって三方から河川が流れ落ちる姿から東洋のナイアガラと称されています。常時水量がとても多く、水難が多発するそうです。また水の浸食によって一年間で約７ｃｍ上流に向かって遡行していて、将来的には瀑布は上流に移動することになるようです。
吹割の滝へのアクセス方法は？
電車はJR上越線沼田駅からバスで40分、吹割の滝バス停で下車。車の場合は関越自動車道沼田インター下車、国道120号を尾瀬方面へ２０分直進です。駐車場は滝の周辺が観光スポットになっていて、一部の食堂やお土産屋さんの駐車場で無料の場所があります。他にも有料駐車場もあり、だいたい普通車だと500円ほどで駐車できるようです。ほかにも市営駐車場もあるので、そちらもチェックしてみてください。
吹割の滝の遊歩道や観光スポットの紹介
吹割の滝は入り口から遊歩道を歩いて、吹割の滝以外にも楽しめます。こちらでは遊歩道見どころを紹介してきます。まず滝に向かう遊歩道ですが、お土産屋さんなどが立ち並び、春や秋の紅葉の季節になると観光客でとても賑わいます。遊歩道をすすんでいくと、まずは鱒飛の滝が見えてきます。これは吹割渓谷の下流部分に位置する滝で、その昔、利根川の支流である片品川に鱒が遡上してきましたが、この滝までくると段差があり、どうしても上流に上がれず、鱒が懸命に越えよう飛び跳ねていたことから鱒飛の滝と呼ばれるようになったそうです。
続いて遊歩道を進んでいくと、般若岩が現われます。そそり立つ岩壁が般若に似ていることからそう呼ばれているそうです。鬼気迫る表情はまるで吹割の滝を見守る番人のようです。この般若岩の周辺は数10メートルの奇岩が連なる岩壁群が広がっています。遊歩道が少し狭いので注意が必要です。
続いては吹割の滝です。吹割の滝には昔から竜宮に通じていると言われ伝説に残っている神秘的な滝でもあります。村で祝儀などの振舞ごととがあるたびに竜宮から膳椀を借りていたそうです。お願いの手紙を書いて滝に投げ込むと渦に巻き込まれて深い竜宮へと吸い込まれていき、前日に頼んだ数の膳椀が置かれていたそうです。3日のうちにお礼の手紙を添えて岩の上に置いておけばいつの間にか見えなくなり竜宮に返されていたそうです。しかし、あるとき、借りた膳椀を間違えて一組だけ返し忘れてしまったそうです。以後、いくら丁寧に頼んでも借りられなくなってしまったそうです。この返し忘れた膳椀は竜宮の椀と呼ばれ、今でも大切に保管されているそうです。
つづいて遊歩道を歩いて、吹割の滝を上流から望みます。浮島橋を渡り、浮島へ、吹割橋からは新緑や紅葉、季節ごとにことなる表情を見ることができます。浮島には「浮島観音堂」があります。こちらは西暦７９５年、観音不動昆沙門大師が創設し、その後子上住真海師が本尊を再興、そのご改築されましたが、老朽が激しく昭和59年にほぼ原型のまま新築され現在に至るそうです。堂内には日光東照宮にある有名な眠り猫をはじめ、各地で数々の彫刻を完成させた名匠・左甚五郎作と伝わる「浮島如来輪観音」が安置されています。吹割橋は浮島橋とは違った角度から夫婦岩などが見れます。
そこからしばらく遊歩道を歩くと第一観瀑台から第三観瀑台まで少し高い位置から吹割の滝と鱒飛の滝を見ることができ、ぐるりと約1時間ほどで入り口まで戻ってくることができます。こちらは比較的歩きやすく整備されているそうですが、過去には落下による死亡事故も起きているそうなので、滑りにくい靴で、立ち入り禁止になっているところや狭い遊歩道では注意が必要です。こちらの遊歩道は12月中旬から3月下旬頃は冬季閉鎖されます。夜間も通行止めだそうです。
吹割の滝周辺のオススメグルメは？
まずは駐車場も借りることができる岩井洞沼田店です。オススメは大福の粉とこんにゃくの粉をあわせて作ったこんにゃく大福だそうです。冷たくてもちもちしていて、こんにゃくのような食感の少し変わった大福です。休憩がてらたちよるにもいいかもしれませんね！
つづいては遊歩道の途中にある、川のせせらぎの聞こえるおそば屋さん・水石です。蕎麦の店だけあって、蕎麦がとても美味しく、天ぷらも美味しいそうです。他にも周辺にはいろいろとお店があるので立ち寄ってみてください。
吹割の滝のイベント情報は？
吹割の滝では4月になると尾瀬からの雪解けを集め水量が増えます。そこで滝開きという行事を行い、年間を通じて訪れる人の安全を祈願します。同じように4月18日には浮島観音堂で浮島観音春祭りが行われます。こちらは甘酒などが振る舞われ、浮島観音堂の信仰者によって行われる行事です。
続いては秋に隔年で行われる、吹割観音まつりです。名匠・左甚五郎が作った観音像が安置されている浮島観音堂で「願いごま」に願いを書いて納めます。い地年間に納められた願いごまは山伏によって焚かれ、成就が祈願されるそうです。
滝はその美しさと、低体温によるトランス状態によって私たち日本人に古来から神様を魅せてきました。
本書は日本各地のパワースポットとして知られる滝をご紹介し、皆様の心を整えるための本です。
サウナの後の神社にも神様はいます。しかし、真のトトノイは実際に現地に赴き、滝に打たれる事で得られます。
そして『ありがとうございます』と生きとし生けるものへの感謝をつぶやく事で、あなたの全身に感動が訪れます。
さぁ、この言葉たちを唱えましょう。
『自分を好きでいられること』
『自分を許すこと』
『人を好きでいられること』
『人を許すこと』
『今を生きること』
『明日死ぬかも知れない』
『世界の形は自分で変える』
『お金に価値はない』
『お招きいただき、ありがとうございます』
『ただ導かれる』
『ただ導かれる』
滝は答えてくれます。動物たちと共に生き、種と命を尊ぶ道を示してくれます。
滝を前にあなたは宇宙と一体化し、すべては自分である事を悟るのです。